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ニューヨークの観光名所、「自由の女神」があるリバティー島が24日に爆破予告を受けて島全体を閉鎖していたが、25日一般公開を再開した。
ニューヨーク市警察(NYPD)によると24日午後1時ごろ、警察犬とリバティー島をパトロールしていた警官が異臭を放つ不審物を発見したという。不安が募る中ほぼ同時刻にリバティー島に「自由の女神を爆破する」との予告電話が入り、一時現場は騒然となった。
リバティー島は観光客の安全が第一と判断し、島にいた観光客およそ2700人を島内から一斉に避難させた。その場に居合わせた観光客によると、「避難は大きな混乱なく済んだが、身の危険を感じ恐ろしかった」と振り返った。中には島に持ち物を残したままの観光客もいたといい、クルーズ会社は持ち主にすべて返却すると話している。
一般客の避難終了後、NYPDの爆発物処理班が派遣され、島全体の点検が行われた上で午後2時半ごろには安全が確認されたと宣言した。しかし、念のため24日は終日にわたり閉鎖され、翌日午前に営業を再開した。なお、フェリー運営の責任者によると既にチケットを購入していた客は全員払い戻しを受けるという。
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