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制作の場を求めて母国ブラジルからニューヨークへ移住してきたアーティスト、ビニシウス・リビエロさん(38)は、ニューヨーク市で毎日大量に捨てられるごみを使用して芸術作品を制作している。
リビエロさんは市内を歩き回り、捨てられた家具や鏡、小物などを集め、それらの原型とはまったく違う形に作り変えて彫刻などの美術作品にしてしまう。
リビエロさんの作品は、座面に英国旗のユニオンジャックを描いた椅子、縦は8フィート(約240センチ)、横は4フィート(120センチ)の画鋲のみで制作した男性の肖像画などさまざまな作品がある。これらの作品は未だ販売されたことはないが、5000ドル以上の価値があるとして一部のアート関係者に評価されているという。
母国ブラジルにはリサイクルのシステムがなく、「誰かがいらないと捨てたものも、他の誰かにとっては役に立つものかもしれない」という思いから、ごみを美術作品へ再生させることを思いついたといい、リビエロさんはケータリング会社で働きながら制作活動を行っている。
リビエロさんは、「さらに制作を続け、どの作品も完璧なものに仕上げたい。いつか自分のアートギャラリーを開き、私の作品がごみの再利用から生まれていることを世界に発信したい」と語る。
ニューヨーク州環境保全局によると、ニューヨーク市内では毎日3万7000トンのごみが捨てられているという。
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