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現在計画されているQ線の路線変更に伴い、ニューヨーク州都市交通局(MTA)は5年前に廃止となったW線の復活を検討している。
MTA職員によると、2016年12月よりQ線はアッパーイーストサイドに新しくできる2番街駅を通過する計画が練られているという。この路線変更が実現すればQ線はクイーンズ区を走らなくなるため、MTAは対応に追われることになる。
利用者数がここ数年で激増しているN線だけではアストリアからの乗客全員に対応するのは難しく、アストリアを通過していたW線を復活させるのが最善の策だという意見が出されている。MTA職員はこの案についてまだ話し合いの初期段階としながらも、「路線変更などには対応し、サービスを向上させるのがわれわれの仕事だ」と話している。
元々資金難が原因で廃線となったW線だが、復活させるのに大きな課題はないという。既存の設備を使い、各駅でのサインや地図の提示を済ませば路線復活はすぐに行える。地下鉄のサイン政策を担当しているジョン・モンテマラーノ氏によると、4カ月ほどで準備が整えられるとのことで、アストリアの市議員アラベラ・シモータス氏は「5年前の状態を復活させることができれば便利になる」と期待を高めている。
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