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ニューヨーク市スタテン島で9日、電力と熱を自給自足する、市で初となる「ネットゼロ」エネルギーのシステムを採用した学校が開校した。
同区ブルーミングデール・ロード644番地にある公立第62校では、ソーラーパネル(太陽電池パネル)や地中熱により水温を調節する井戸などが設置され、電灯の使用を最低限に抑えるため、教室の窓は日光を最も多く取り入れることができる方角に取り付けられている。また、天井は部屋の奥まで日光が差し込むような形に作られており、室内の温度を外部へ逃がさないよう、壁は断熱材でできている。
同校の設計を担当した設計事務所スキッドモア・オウイングス・アンド・メリル(SOM)の建築士ロジャー・ダフィー氏によると、総工費7000万ドル(約84億円)をかけた同プロジェクトでは、共有スペースを取り入れるなどして、最も電力消費率が高い厨房施設の電力消費を削減するなどあらゆる手段を模索し、計画と建設に4年が費やされたという。同プロジェクトチームは、同校で生産されるエネルギーの量と、消費されるエネルギーの量が差し引きゼロのネットゼロになるように、数年間にわたり経過を見守っていく予定だ。
同校には、プレKから小学5年生までの444人の生徒が通う。
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