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レストランやスタジアムなどの大型商業施設から出る生ごみを全てコンポスト(堆肥)化するよう義務付ける法案がこのほど市に提出され、来月5日に一般公聴会が開かれる。
この新方針は1万5000人以上収容可能なスタジアムやアリーナ、客室が150室以上のホテルおよび広さが2万5000平方フィート(約2333平方メートル)以上ある大型レストランに適応される。これらの大型商業施設で生ごみを堆肥として再利用する政策について、「環境に優しい街づくりへの第一歩だ」と市公衆衛生局のキャサリン・ガルシア氏は話している。
しかし、この法案が可決されれば「大型商業施設のみならず、いずれ個人経営の小さなレストランなどにも生ごみのコンポスト化を求めるのでは」と懸念の声が出ている。ニューヨーク・サービス業連盟のアンドリュー・リギー氏によると、小さなレストランは大型商業施設とは違いコンポスト化を実施するだけの経済的余裕がないところが多く、「この法案をそのような個人経営者に押し付けるわけにはいかない」と話す。ニューヨーク・レストラン協会のジェームズ・ベルソッキ氏も「コンポスト化を可能にするには施設完備も必要となってくるため、実現は難しいだろう」と話している。
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