古川歯科

患者が自分の笑顔に自信を持つために

一人一人に寄り添った治療

 「最後の決定は患者さんがする。でもそれまでに可能な限りの選択肢を私は提案します。患者さんにとってベストな方法を一緒に考えていくのが、私たち歯科医の使命だと思っているから」と話すのは、ミッドタウンイーストにある、古川歯科の古川理香先生だ。

選択肢を必ず提案する

古川歯科では、来院した患者全員に満足してもらうため、質の高いサービスを提供するよう心がけている。古川先生のもとにはセカンドオピニオンを必要とする患者も多く訪れる。歯科医が判断した治療法を患者に押し付けるのではなく、来院した患者の現状全体を鑑みて、第二、第三の選択肢を提案することが同院のモットーだという。
 古川先生は、患者自身の歯をできるだけ残すことを念頭におき、クラウンがどうしても必要な場合は例外だが、詰め物で代用できるのであれば、コンポジットレジン充填の治療を勧めている。詰め物も丁寧に虫歯の部分を削り、歯の色に合わせたフィリングを詰めるため、仕上がりがとても自然に仕上がる。クラウンよりも費用も安価で一回の通院で終わるのも利点の一つだ。
 また、古川先生は審美治療にも力を入れている。上の写真の例を挙げると、患者が矯正終了後、上部の側切歯が細いことを気にして訪れたが、ブレースを外した後の歯の移動を防ぎ、かつ見た目を自然に見せるためコンポジットベニアで隙間を埋める治療を行った。一回約3時間の治療で、見た目も美しく、歯並びがきれいに保てるようになった。審美治療によって患者本人の自信にもつながり、表情まで明るくなることがある。

治療後にも気を配る

 「私が自分の患者の自宅まで行って、歯の磨き方やフロスの使い方を逐一チェックしたくてもそれは不可能です。その代わり、自宅で簡単にできるセルフケアを紹介しています。患者に対して診察や治療をするのは当然ですが、歯に関する知識や予防歯科についても説明するようにしています」と、古川先生。
 古川先生が推奨するセルフケアというのは次の点だ。
 まずは、一日最低2回の食後の歯磨きと、一日最低1回のフロスで歯垢を落とすことがとても重要だという。歯周病や虫歯などさまざまな疾患の原因になる歯垢は、食後12時間で石灰化し歯石に変わる。歯石が形成されると、個人では歯石を取ることが難しくなるためだ。ほかには、舌のクリーニングも大切だという。舌の表面には細菌がつきやすく、舌苔ができると、口臭の原因の一つになることがあるため、もし自分でクリーニングをする時は、舌を決して強く擦らず、優しく舌ブラシなどで撫でるようにするのがコツだ。自分の歯を末永く健康に保つには、日々のセルフケアを丁寧に継続して行うことが望ましい。
 自分の治療方法を先生に決めて欲しいという患者が、特に日本人には多いといわれているが、古川先生は「最終的にどの治療法を選ぶのかは患者自身であり、もし少しでも疑問や不安を感じたら迷わず質問して欲しい。私は患者一人ひとりが安心して治療を受け、満足な結果を招くようにしていきたいと考えています」と語った。
 自分が生まれもった歯は美しく、そしていつまでも健康に保ちたい。親身になって対応してくれる古川先生と一緒に、きれいな歯を手に入れ自分の笑顔に自信をつけよう。

古川理香 Rika Furukawa DDS, LLC メリーランド大学 ボルチモア校歯学部卒業 AGD, ADA, NYSDA会員

古川歯科
230 E 48th St(bet 2nd & 3rd Ave), Suite 1C
212-355-7616
www.rikadds.com
月〜木 ※完全予約制
歯科保険・クレジットカード使用可

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