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自作の時計を学校へ持ち込み、爆弾と誤認され逮捕されたテキサス州在住のアーメド・モハメド君(14)が28日、家族とともにニューヨーク市を訪れ、市関係者らから厚い歓待を受けた。
アーメド君はまず、市政監督官のレティシア・ジェームズ氏から記念の声明書を送られ、「キャプテン・アメリカ席」と呼ばれる議会の監督官席へ招かれ写真撮影をした。また、ビル・デ・ブラシオ市長とも面会し「大好きな科学の勉強を今後も続けるように」との言葉をかけられた。
その後、市議会議長のメリッサ・マーク=ビべリト氏の案内で、アーメド君と家族は市庁舎の中を見て回り、市の会計監査官スコット・ストリンガー氏からは、アーメド君の行動を称える賞状が贈られた。
アーメド君が学校へ持参した時計は、金属製ペンケースの中でワイヤーや電子部品が接続されたデジタル時計で、外見から学校側は爆弾と誤認し警察に通報、今月14日に逮捕され停学処分を受けた。
現在米国では、科学や技術など理系科目の学習を推進しているため、自作時計が爆弾と誤認されるほどの技術の腕前を持つ科学好きのアーメド君は一躍ヒーローとなり、ホワイトハウスをはじめ、遠くはカタールからも招待を受けている。
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