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連邦裁判所は先月30日、ハイヤー・タクシー協会(TLC)によるウーバー車などの押収は憲法違反だという判決を下した。
TLCはかねてより「バックグランドチェック(身辺調査)を受けず、保険にも加入していないドライバーが運転する無許可タクシーは社会に危険をもたらしている」という理由のもと、タクシー業の許可を得ずに営業している違法タクシーや人気の配車サービス、ウーバーの車を無断で押収してきた。1年間で8000台ほどの車を押収しているTLCだが、なかには空港まで知り合いを送りに来ただけという、タクシー業界とは全く関係のない一般人の車まで押収するケースも目立っていたため、その合法性を疑う人々の間で問題とする声が上がっていた。
バレリー・カプローニ裁判官は同日、無断で車を押収する行為は憲法修正案4条および14条で守られているプライバシー権利の侵害だとし、「個人が所有する車を令状もなく捜索したり押収したりするのは明らかな憲法違反だ」と言い渡した。原告側のダニエル・アックマン弁護士も「TLCの横暴な行為を違憲だと認めてくれた今回の判決に感謝する」と述べた。
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