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5日のエーエム・ニューヨークなどに、「フェアビーティング(無賃乗車)をやめて」とのメッセージとともに、自動改札を飛び越えるビル・デ・ブラシオ市長のイラストが描かれた広告が掲載された。
公共交通機関で働く人々から成る労働組合「TWUローカル100」によるこの広告は、同組合及びニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事、ニューヨーク州都市交通局(MTA)は、98億ドル(約1兆1800億円)ともいわれるMTAの赤字を埋めるため、市から32億ドル(約3855億円)の財政支援を必要としていることを訴えている。また「ニューヨーク市は、市民にとって重要な交通手段である地下鉄やバスの修理や整備、システムの向上に、市の年間予算の0.2%しか費やしていない」、「MTAが抱える巨額の赤字を何とかしなければ、2番街への路線拡大は中止せざるを得なく、地下鉄とバスの混雑は解消されない」とのメッセージも伝えている。
市は十分な資金を提供しているとの見解を示す市長は、同広告に対し、誇大で不適切だと述べた。
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