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世界保健機関(WHO)のがん研究機関が26日、ハムやソーセージなどの加工肉に発がん性が認められること、また牛や豚などの赤身肉にも同様の可能性があることを正式に発表したことを受け、ニューヨーカーの間でも話題になっている。
ニューヨークの名物であるフードベンダーにはホットドッグ、また市内にはベーコン専門レストランが存在するなど、ニューヨーカーにとって加工肉は身近な食材。特にベーコンに至ってはとりわけ人気が高く、市は世界で最もベーコンの写真が「インスタグラム」に投稿された場所であると、ことしの夏に発表されたばかりだ。さらにベーコン好きな人たちをマッチングさせるデートアプリやベーコンを使用したレシピのみを扱う料理教室、またベーコンの香りの枕まで登場するほど、ニューヨーカーとベーコンの結びつきは深い。
同発表によると、ハム2枚に相当する50グラムの加工肉を毎日食べ続けて18%発がんの確率が上がるというが、この結果をみてニューヨーカーがベーコン離れしていくのか、また消費量にまで影響するのかどうか注目が集まる。
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