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ニューヨーク市警察(NYPD)は4日、銃声検出装置「ショットスポッター」が感知した銃声の数の約25%しか911番通報されていないことについて、その原因究明に向け調査を進めていることを発表した。
NYPD広報担当官によると、ブルックリンとブロンクス区の一部に同装置が設置された3〜4月の間に、同装置は1342件の銃声を感知しているが、911番通報された発砲事件の数は366件だけだったという。この傾向はショットスポッターを導入しているほかの都市でも同様にみられるという。
ニューヨークのビル・デ・ブラシオ市長がことし3月、同装置について発表した際には銃撃犯の検挙率と銃器の押収数が増加し犯罪件数を削減できると期待されていたが、同装置により逮捕につながったのは21件だけだという。それでも、NYPDのビル・ブラットン本部長は、マンハッタン、ブルックリン、ブロンクス区で、同装置の設置を拡大することを先週発表したばかりだ。
NYPDはことしの末をめどに、ショットスポッターが感知した記録の詳細報告を発表する計画であるという。NYPDによると、人々が銃声を聞いても通報しない理由には、犯罪者による報復への恐怖心や都市部での音の聞こえ方の違いなどがあるためだと説明している。
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