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ニューヨーク港の水質を調査したところ、約1.6億個もの大小さまざまなプラスチックゴミが漂流していることが分かり、環境汚染への懸念が高まっている。
ニュージャージー州モンマス郡を拠点に活動する環境保護団体が9日に発表した報告書によると、マンハッタン島を囲むハドソン川、イースト川、アッパー湾や、クイーンズとブルックリン区の境を流れるニュータウン・クリークには、至る所にプラスチックゴミが漂流している状況だという。特殊な回収ネットを使って今回の調査は行われたが、大きいものから微粒子に至るまで、多様な種類とサイズのプラスチックゴミが引き揚げられた。なかでも同団体が懸念しているのは、プラスチックゴミの85%を占める直径5ミリメートル未満のマイクロプラスチックで、これは河川に生息する魚や鳥など野生の生態系に深刻な害を及ぼすという。そのなかでもクレンジング剤や歯磨き粉などに使用されている1ミリメートル以下のマイクロビーズによる汚染も深刻で、マイクロビーズの使用は2017年までに全米で全面禁止される見通しだ。
同団体のサンドラ・メオラ氏は「分解されるのに何十年とかかるプラスチックを簡単に使い捨てるのは良くない」と述べており、「人口が800万人以上いるニューヨーク市では発泡スチロールやプラスチック袋の使用禁止などを検討し、さらに環境に配慮する政策が必要だ」と述べた。
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