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ブルックリン区パークスロープのアパートのオーナーが、空き部屋を見学に来た男性に妊娠中の妻がいることを理由に、部屋の貸し出しを拒否したとして罰金刑を言い渡されたが、ニューヨーク州最高裁判所の抗告審で否決され、懲罰を回避していたことが分かった。
DNAインフォによると、2012年同エリアで部屋を探していた原告のアダム・ディレオ氏は、モハムド・シャンベイン氏が所有するアパートを訪れた。応対したシャンベイン氏の義理の息子は、ディレオ氏に妊娠中の妻がいると分かると「子どもはお断り」と部屋を見せることを拒否したという。
ディレオ氏は直ちに大家のシャンベイン氏を訴えた。同市行政審判及び審問部の記録によると、市の人権委員会はディレオ氏の訴えを認め、シャンベイン氏に5000ドル(約57万円)の罰金と人権教育トレーニングの受講を命じたが、大家側は応対した義理の息子には、部屋を見せたり入居者を選ぶ大家としての権限はなかったと反論し、行政判事はこれを認め懲罰自体が取り消された。
原告側はさらに州最高裁判所へ抗告し争ってきたが、このほど大家側の言い分が再度認められシャンベイン氏に対する懲罰は否決された。
同市人権委員会の担当者は、「賃貸借において、子どもがいることを理由に入居を拒否することは禁じられている」と、今回の決定に対して改めて反論している。
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