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ニューヨーク市内に“超高速コミュニケーションハブ”となるキオスクを設置するプロジェクト、「リンクNYC」が19日、始動した。
このキオスクでは、無料Wi-Fiホットスポットとして高速インターネットアクセスのほか、市の行政総合窓口ダイヤル311案内、緊急通報用電話番号911への連絡、USBケーブルによる端末機の充電などのサービスが利用できる。
Wi-Fiを利用するには、キオスクの近くで各スマートフォンなどのWi-Fiの設定から、「LinkNYC – Free Wi-Fi」といった該当するものを選ぶと、Eメールアドレスを登録するページへ案内され、自身のアドレスを登録後、スマートフォン端末自体にリンクNYCサービスのインストールを許可することで利用できる。しかし、キオスクにはそのような利用の手順に関する案内や説明はなく、これではWi-Fi利用に慣れている者でなければ、スムーズにはできない。また観光で訪れた人々が利用者のターゲットであれば、英語以外の言語での案内も検討する必要があるだろう。
市に観光で訪れた20代のアジア人男性2人は、「寒いなか時間がかかってあきらめたが、無料なのは便利」と述べた。
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