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ニューヨーク州都市交通局(MTA)は、6年前に廃線となっていたW線を今秋再開させる予定であると、19日の公聴会で発表した。
MTAによると、ことし12月よりQ線はアッパーイーストサイドに新しく開通するT線(2番街線)を走行する計画であり、クイーンズ区を通過しないため、その代替としてW線の運行を再開させるという。2015年7月にMTAがこの計画を進行中であることに触れていたが、このほどMTAからの正式な発表となった。
W線は、最終的にクイーンズ区のアストリア-ディトマース・ブルバード駅とマンハッタン区のホワイトホール通り駅間を各駅運行するが、週末と平日深夜には運行しないこと、またQ線は一時的に57丁目-7番街駅が終点となるが、その後に96丁目駅まで走行する予定であることが、この発表で明らかになった。
MTAは、今秋までにこの計画を実行するため、数カ月以内に改めてW線についての公聴会を開く。また、MTAの最高経営責任者トーマス・プレンダーガスト氏は、「2番街線の開通は、ニューヨーカーに新たな選択肢を増やし、4〜6番線の混雑を和らげるだろう。W線の再開など、臨機応変に対応していく」と述べている。
W線は01年からマンハッタンとクイーンズ区間を走行していたが、10年に資金難が原因で廃線となっていた。
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