縄とび大会 NY育英学園

 ニューヨーク育英学園全日制部門(ニュージャージー州イングルウッドクリフス/岡本徹学園長)小学部で11日、長縄跳び大会と個人の縄とび記録会が開かれた。
 子どもたちは、12月から約3カ月間の練習を経て、この大会に臨んでいる。初級、中級、上級、名人とそれぞれの力に合った級と目標が設定され、上級では「三重跳び」や、あまり聞きなれない「側振前後交差跳び」など全14項目の難易度の高い跳び方を全て習得しなければならない。また、縄とびは日ごろから体育の授業のみならず、朝の時間や中休み、昼休みにも実施され、子どもたちの体力増強に大きく貢献している。
 長縄とび大会当日の体育室では、最大限のパフォーマンスができるよう、競技前に気合いを入れる子どもたち。「3分間で360回」に挑戦した6年生チームの記録は「362回」と、目標の記録を塗り替え、他学年からも大きな歓声が上がった。それぞれの競技開始とともに、回数を数える声、目標を達成した「やったー」という喜びの声、失敗して悔しがる声などが会場に響いた。
 同学園はダブルダッチの世界大会優勝校としても知られており、現在、7月に行われる世界大会へ向けて、日々厳しい練習を重ねている。