機材更新計画を発表 ユナイテッド航空 

 ユナイテッド航空(本社:シカゴ、社長兼最高経営責任者:オスカー・ムニョス)は8日、ボーイングの次世代型737-700を25機発注したと発表した。これは以前発表した同型機40機の発注に追加するもので、今回新たに発注した機材は2017年末より順次受領する。
 この次世代型機の導入は、ユナイテッド航空が進める50人乗りリージョナル機材の大型化を促進するものであり、19年末までに50人乗りの機材数は100機未満になる予定。
 B737-700型機では、頭上の手荷物収納スペースが広くなるなど、乗客により快適な機内空間を提供する。キャビンには、「ボーイング・スカイ・インテリア」が採用されており、カーブした壁面が機内を広く感じさせ、LEDの機内照明がやわらかな青空と夕焼け空のような光を表現する。 
 また、ユナイテッド航空は18年末までにボーイング747-400型機の全機を退役させ、さらに当初20年およびそれ以降の受領予定で発注していたB787型機の契約を、B777-300ER型機4機とB787-9型機5機に切り替え、受領を17年からに早めると発表した。今回の決定はB747-400型機の退役を早めると同時に、同社が必要とする輸送力を確保するもの。