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15日付のニューヨーク・ポストによると、医療分野のIT化に伴いニューヨーク市でも医療記録のデジタル化が進められる中、一部の市立病院で導入が計画されている電子医療記録システムが、期日までに完成しない可能性があるという。
7億6400万ドル(約864億円)をかけ開発された医療記録ソフト「エピック(EPIC)」は、4月2日からクイーンズ区のエルムハースト病院およびクイーンズ病院で導入開始が予定されているが、関係者によると、同ソフトはまだ完全ではなく、導入を強行すれば不備が生じる恐れがあるという。関係者は、「遅かれ早かれシステムがクラッシュし、患者に損害を与えるだろう」と述べている。また、安全に導入を開始するにはいくつかの重要な問題も残っており、その解決のためにも約3カ月は必要であると主張している。
新たに採用されるシステムは、他病院のシステムと連動するようには構成されていないという不便さもある。また、既存システム内の患者の記録を新システムに移行するには、6カ月を要するといい、これを期日までに完了するとなれば、記録の紛失などの問題が浮上することが予測される。
市の公立医療施設を運営するNYCヘルス・ホスピタルズの代表ラマナサン・ラジュ氏は、計画された期日での導入を市から求められており、間に合わなければ現在の役職を追われるとの警告を受けたという。
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