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21日付のメトロ・ニューヨークによると、非営利団体アーバンジャスティスセンターが先導するザ・ストリートベンダー・プロジェクトは4月26日、ベンダー文化の繁栄を祝うとともに業者の保護を訴えるパレードを行うと発表した。当日は、市内で食べ物や物品を路上で販売するベンダーが、マンハッタン区ブロードウェー250番地にあるニューヨーク市住宅局(NYCHA)ビル前に集結するという。
同プロジェクトの運営に携わるエリス・ゴールディン氏によると、市は1981年以降ベンダーの営業許可証の発行数を通年で3000通、季節限定で1000通のみ発行しており、長年その数を増やしていない。このため多くの業者は、闇市で最高2万5000ドル(約280万円)もの大金を払い、許可証を手に入れているのが現状だ。さらに違法滞在であったり低所得の業者は、闇市を頼ることもできず無許可営業を選ぶため、違反切符を発行され、逮捕される場合もある。
ゴールディン氏は、現在営業中の業者には正式な営業許可証を発行することを求めており、「われわれが違法者扱いされることがなくなるようにしたい。そして闇市場の需要がなくなるよう、市に訴えることがパレードの一番の目的だ」と説明している。
また同プロジェクトでは、営業許可数の上限撤廃支持を求め、オンライン署名運動も開始したと話している。
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