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27日付のニューヨーク・ポストによると、空き部屋を宿泊先として貸し出すサービス「エアビーアンドビー(Airbnb)」を介し、自宅を宿泊施設としていたブルックリン区のアーティスト兼ヌードモデルの女性が、ニューヨーク市建設局(DOB)から処分を受けていたことが分かった。
同区ブッシュウィックのマッキビン・ストリートに住むマンディー・マッキャンドルズさんは、自宅のアパートを違法に5部屋に仕切り、そのうちの数室をマンディーランドルームまたはラブルームと名付け1泊84ドルで、ほかの部屋をアートルームとカップケーキルームとし1泊50ドルで短期滞在者に貸していた。宿泊客が先月2度にわたり、誤って同ビル4階のアパートを訪れたことから行政総合窓口311に苦情があり、DOBの検査官が同アパートを訪ねたが、マッキャンドルズさんに追い返された。しかし今月21日に再度、検査官が同アパートを訪れたところ、違反が発覚したという。
市はマッキャンドルズさんに、1晩につき2人まで部屋を貸すことは許可していたというが、守られていなかった。マッキャンドルズさんは、「物価や家賃が高騰し続けるニューヨークで、アーティストが自宅で暮らし、仕事をしようとがんばっているだけ。エアビーアンドビーは、私にとって低所得者向け住宅と同じ」と述べている。
同ビルに入居する別の4人も同様に部屋を貸していたことが発覚し、建築基準法違反で退去を命じられている。
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