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3月30日付のCBSニューヨークによると、ニューヨーク市議会の運輸委員会は同日、タイムズスクエアで偽物のキャラクターに扮してチップを稼ぐなどの活動を制限する条例案についての公聴会を開いた。
同条例案は、観光客と記念撮影をしチップを要求するミッキーマウスなどの偽キャラクターや、バスツアーチケットの販売員などの活動を、定められたエリア内のみに制限するもの。活動が可能なエリアを「アクティビティゾーン」とし、通行人用のスペース「フローゾーン」では活動が禁止される。
公聴会に姿を見せた偽キャラクターらは、取材に対し「われわれにも公共の場を歩く権利がある」と抗議した。バスチケットの販売員を代表する労働組合は、「活動場所を制限されれば収入が減少する。少数の行為のせいで全員が規制を受けるのは理解できない」と訴えた。
特に偽キャラクターの素行が問題となっており、暴行罪で逮捕されるなどの事件が相次ぎ、昨年の逮捕者は15人だったが、ことしに入ってから既に16人に達しているという。
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