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11日付のイーターによると、レストラン界でカリスマ的存在のスターシェフ、クラウス・マイヤー氏が、子どもたちに一流レストランでの食事を経験してもらうプロジェクトをニューヨーク市で開始する。
デンマーク出身のマイヤー氏がプロデュースするプロジェクト、「キッズ・テーブル」は、7~14歳の子どもをレストランに招待し、親の同伴なしでコース料理を楽しんでもらうというもの。市販の食べ物に慣れている子どもたちに、これまで食べたことのない、一流の風味や食感を味わってもらい、「彼らの味覚を養うことが目的」とシェフは話す。26日から始まるプロジェクトには、マンハッタン区のグランドセントラル駅内にオープン予定の、シェフのレストラン「アージャーン」を含む10軒のレストランが参加予定で、価格は3品のコースで1人30ドルとなる。
マイヤー氏は、「親が同席しないほうが、子どもたちも周りに気を使ったり、大人としての自覚を持つようになる」と考えている。このプロジェクトの収益の一部は、シェフが営む調理師専門学校の運営費用となるほか、NPO団体などに寄付される。
2011年に同様のプロジェクトをデンマークで行った際、90店舗を対象とした4000枚のチケットが販売されたが、数時間で完売する人気ぶりだったという。
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