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17日付のCBSニューヨークによると、ブルックリン区ウィリアムズバーグで水ぼうそうが流行していることを受け、ニューヨーク市保健衛生局(DOH)が、市民に予防接種を受けるよう呼び掛けている。
ことし3月以降、同エリアで水ぼうそうに感染した人が少なくとも75人確認されており、感染者の平均年齢は3歳と、子どもを中心に感染症例が報告されている。DOHによると、感染者は正統派ユダヤ教コミュニティに集中しており、うち72%は予防接種を受けておらず、受けていたとしても、推奨されている接種数を受けていない子どもに多かったという。
水ぼうそうの特徴的な症状は発疹だが、感染力が強く、自覚症状のない潜伏期間であっても伝染する可能性がある。今後、さらに爆発的に流行する恐れがあるため、DOHは二次感染に気を付けるよう注意を喚起している。水ぼうそうは子どもに感染しても軽い症状で済むが、乳幼児、成人、特に妊婦がかかると重症化したり死に至ることもある。
予防接種を巡っては、宗教上の理由から拒否する人もいるが、同エリアの住民らは「感染拡大を防ぐために、全ての人に接種してもらいたい」と話す。
これまでにも、同エリアでおたふくかぜやはしかなど、未然に予防できる感染症が流行した例がある。
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