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17日付のニューヨーク・デイリーニュースによると、ニューヨーク市が巨額の費用を投じた害獣対策用ごみ袋の効果に、専門家が異議を唱えているという。
市は、対策としてミントの臭いを付けたごみ収集用のビニール袋に560万ドル(約6億円)を費やしたが、害虫獣駆除の専門家や研究者らはその効果に疑問を呈している。害虫獣駆除業者のアーノルド・カッツ社長は、「期待通りになった証拠はいまだ出てない」と述べた。「ネズミが空腹だったら、臭いなんかお構いなし」と語るのは、ネズミの専門家、フォーダム大学のジェイソン・ムンシ=サウス助教授である。実際、クイーンズ区ジャクソンハイツで始終ネズミを目撃したという。
このごみ袋の製造元は同区のJADコーポ・オブ・アメリカで、同社ホームページでは、ミント油入りごみ袋はネズミやアライグマが寄り付かないとしている。 同社顧問弁護士は、「駆除専門家の批判はやっかみ」だと否定する。
市公園局によると、このごみ袋は各区で試験的に採用されている。ウォール・ストリート・ジャーナルは、同社のジョセフ・ダシック社長は、ビル・デ・ブラシオ市長が設立した非営利団体に5万ドルの寄付を行っており、その直後に採用が決まったと報道しており、市と業者の癒着を疑う見方もある。
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