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9日付のニューヨーク・タイムズによると、クイーンズ区エルムハーストにある高校で、前校長が3人の黒人教師に対して人種差別的な態度を取っていたことに対し、連邦政府がニューヨーク市教育局(DOE)を起訴していたことが同日明らかになった。
同区パン・アメリカン国際高校のミネルバ・ザンカ前校長は、2012~13年の間に、同校に勤める3人の黒人教師に差別的な発言を繰り返し、辞職に追い込んだという。アンソニー・リッカールド副校長の話によると、前校長は黒人教師に対して「セーターを着たゴリラ」などとからかい、別の黒人教師に対しても「あなたのようなチリチリな髪の毛は絶対に欲しくない」と侮辱的な発言をしていたという。
また、前校長は黒人教師の評価を下げるよう副校長に指示していたといい、副校長がそれを拒否すると、前校長は「自分の計画を台無しにした」と叫びながら副校長を校舎から追い出したという。この状況を受け、4人の教師がDOEに内部告発を行ったが、前校長は処分を受けることなく、15年6月に任期を終えたという。
同校には現在中南米からの移民生徒374人のほか、さまざまな国からの移民生徒が在籍している。連邦検事プリート・バーバラ氏は「移民系の生徒が多い学校において、このような人種差別があったとは信じられない」と話している。
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