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9日付のDNAインフォによると、米銀行大手キャピタル・ワンの従業員が過去2カ月にわたり、勤めていた支店から詐欺集団が数万ドルを盗む手助けをし、1日に逮捕されていたことが分かった。
マンハッタン区ハドソンハイツに住むクリストファー・パヤノ被告(22)は、同区東34丁目245番地にある同行の支店で、口座開設応対係として一対一の接客を行っていたが、昨年12月23日、客を装って来店した共犯の男2人が口座を開設するのを助け、不渡小切手と知りながら額面金額を入金処理し、それぞれが直ちに3000ドル以上を口座から引き出すのを手伝った。同月28日には、来店した別の男の口座を開設し、不渡小切手を入金処理して、3000ドル以上を引き出すのを手伝っている。
同容疑者はその後、顧客3人の氏名や口座番号などの個人情報をコピーした紙を共犯の男に渡した。それらの情報を使い預金を引き出そうと、男2人がことし1月20日に同支店を訪れ、1万3500ドルと1万2000ドルをそれぞれ引き出した。
実際の被害総額は明らかにされていないが、起訴状によると3万3000ドル(約350万円)以上に上るものとみられている。
同被告は8月2日に再出廷が命じられている。警察は、共犯者の行方を追っている。
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