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1日付のNY1によると、エレベーターがない地下鉄駅は、障がい者の利用の妨げになっているとして、このほど複数の障がい者支援団体がニューヨーク州都市交通局(MTA)に対し、集団訴訟を起こしたことが分かった。
現在、障がい者支援法の下、公共交通施設が新設や改良された際には、定められたバリアフリー基準へ適合することが義務付けられている。しかし、原告側によると、MTAは今年、約2千万ドル(約20億円)を投じてブロンクス区のミドルタウンロード駅の改修工事を行ったが、その際に予算の事情からエレベーターの設置を見送ったという。現在市内には地下鉄駅が469あるが、これらの多くが1世紀以上前に建設されたもので、エレベーターが設置されていない駅も多い。車椅子の利用者はエレベーターがある駅をあらかじめ探してから利用するのが現状だという。
団体の代表者は「賠償金を求めているのではなく、駅にエレベーターを取り付けるようお願いしているだけ」と話す。これに対し、MTAは約5億ドル(約508億円)を計上し、5年後までに11の駅でエレベーターの設置を予定しているが、それ以上は莫大な予算が掛かるために難しいとしている。
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