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25日付のメトロ・ニューヨークによると、ニューヨーク市警察(NYPD)のビル・ブラットン本部長(68)が、2017年末で同職を辞任する考えであることを、ニューヨーク・タイムズのインタビューで明らかにしていたことが分かった。
同氏は、インタビューで将来の計画について質問されると、「私には辞めたいときに辞めるという余裕がある。2期目を務めるつもりはない」と語った。また、NYPD内で「後継者を育てた」と述べたが、それが誰であるかは明らかにしなかった。しかし、制服を着た警官の中で最高位にあるジェームス・P・オニール警察長について、ボストン市警察で警察長を務めていた当時の自分と重ね合わせ、その働きぶりと資質を称賛した。
ブラットン本部長は、ビル・デ・ブラシオ市長の一貫した擁護者であったが、同氏が去ることで、次期市長選での市長の再選が危うくなる可能性が増すことが考えられる。
デ・ブラシオ政権では過去数カ月の間に、市長の法律顧問マヤ・ワイリー氏や環境保全委員長エミリー・ロイド氏、報道担当官のカレン・ヒントン氏、ソーシャルメディア課長スコット・クラインバーグ氏など、複数の主要メンバーが辞任を表明している。
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