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6日付のピックス11によると、今夏のニューヨーク市での犯罪率が過去22年間で最低を記録していたことが同日、市の犯罪状況報告会で発表された。
市警察(NYPD)のビル・ブラットン本部長が就任した1994年に、犯罪取り締まりコンピューターシステム「コンプスタット」を導入し犯罪発生の記録を開始して以来、市の犯罪率は最も低いものとなり、今年6~8月に起きた主要な暴力犯罪および強盗の合計件数は、昨年同時期と比較し5.6%減少していた。
発砲事件の発生率は、昨年夏と比較し3.5%、また強盗は10%減少している。殺人事件は、先週末だけで7件発生し、過去3カ月間に100件起きているものの、これまでの最低件数に近かった。発生した事件の総数は、昨年同時期と比較し2%減少している。
ビル・デ・ブラシオ市長は、「果たすべき課題はまだたくさんある」としながらも、記録的な犯罪率の減少について喜びをあらわにした。先月辞任を発表し、これが最後の報告会となるブラットン本部長は、「2016年夏は、過去20数年間で最も安全な夏となった」と、犯罪率が最低の時期に引退することを誇らしく語った。
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