キューバへ初テイクオフ カストロ氏死後

 50年の時を経て、初の商業用フライトがニューヨーク市のジョン・F・ケネディー国際空港からキューバのハバナ市へ発った。28日午前8時58分発のジェットブルー航空には、約200人が搭乗したという。各メディアが報じた。
 今年7月、バラク・オバマ大統領は、米国とキューバの国交正常化を発表していたが、商業用フライトはなく、直接キューバへ入国することはできなかった。また、25日にフィデル・カストロ前国家評議会議長が死去したことを受け、キューバ政府は葬儀の日までの9日間を国を挙げた喪に服す期間と定めて以来、数日での敢行となった。

現在も、米国人がキューバに入国するには、規定と手順をクリアにしなければならない (photo: JBabinski380)

現在も、米国人がキューバに入国するには、規定と手順をクリアにしなければならない (photo: JBabinski380)