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8日付のPIX11によると、ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は同日、選挙時に投票所での混雑を緩和し、開票作業などの正確性を高めることを目的とした新たな法案を発表した。
「デモクラシー・プロジェクト(民主主義計画)」では、全ての有権者が容易に投票できるよう、投票の効率化を促し、また、集計ミスをなくすために期日前投票所の開設や自動および即日選挙登録制度などを導入する。
期日前投票所は、投票日の12日前から、住民5万人につき1カ所の割合で各郡に最低1カ所に設置し、平日は最低8時間、また週末は最低5時間の投票時間を設ける予定。設置される場所は、アクセスのしやすさと利便性を考慮し、各郡の二大政党による選挙管理委員会が決める。
自動選挙登録は、運転免許証登録がされた有権者の情報を、運転免許センターから自動的に直接、郡選挙委員会に送信するというもので、選挙登録を望まない有権者は、免許申請用紙の「オプトアウト」の欄に印を付けると、除外されるという。
即日登録では、投票日当日に選挙登録が行えるようになり、従来のような選挙登録の期限に間に合わず投票できないといった問題が解決する。

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