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15日付のDNAインフォによると、ブルックリン区ウィリアムズバークの再開発地域に建つアパートが、104戸の低価格住宅への居住者を募集したところ、同日までに8万7千件もの応募があったことが分かった。
ドミノシュガー工場跡地の60万平方フィート(約5万6千平方メートル)におよぶこの再開発地域は、マンハッタン区からウィリアムズバーグ橋を渡ったイースト川沿いという絶好の場所にある。2800戸のアパートとオフィスや小売店、公共スペースができる予定で、そのうち700戸が低価格住宅となり、今回は初回分104戸の居住者を募集した。
スタジオ、1または2ベッドルームがあり、家賃は公的支援があるため、スタジオで月596ドル、2ベッドルームでも月979ドルと格安だ。ただし、応募するには世帯の年収が2万1772ドル(約250万円)~5万4360ドル(約620万円)に限られる。
開発を手掛けるツー・ツリー社には1月30日の締め切り前から応募が殺到し、結果836件に1戸という狭き門となった。同社の広報担当によると現在、市の住宅保全開発局などが入居者の選定を行っているが、数が多いため終了時期が見込めない状況だという。

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