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8日付のニューヨーク・ポストによると、ニューヨーク市教育局(DOE)は同日、市内のエリート高校8校の選抜試験結果を発表した。今年度の受験者総数2万7853人中の合格者は5078人で、うち52.5%をアジア人が占め、今年も多数のアジア人生徒がエリート校への切符を手にしたことが分かった。
人種別にみると、アジア人の次に多いのが白人の生徒だったが、割合は28%で大きく差が付いた。また、ヒスパニックの生徒は6.5%、黒人の生徒は3.8%で、以前より割合は増えているもののアジア系以外のマイノリティーの生徒の割合が極端に少ない状況が続いている。
アジア人は受験者数と合格率においても、ともに人種別のトップをけん引しており、8345人が受験し31.9%に当たる2664人が合格した。
エリート校には、ブロンクス・サイエンス、ブルックリン・テック、スタテン島テック、クイーンズハイスクール・フォー・サイエンスアットクイーンズカレッジなどがあり、選抜試験の点数だけで入学が決まることから試験制度の是正を求める声も上がっている。
昨年9月には韓国系の12歳が名門コーネル大学に入学し、天才として話題を集めた。

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