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23日付のCBSニューヨークによると、ニューヨークのビル・デ・ブラシオ市長は同日、市の受刑者数が市長の就任後に18%減少したと発表した。
市長の広報担当によると、市の刑務所の1日平均受刑者数は、デ・ブラシオ市長が就任する前の2013年12月の1万1478人から、今月は9362人に減少していた。昨年3月の9981人から、6%の減少となる。
市長陣営は、重犯罪を中心に取り締まり、軽犯罪ではすぐに収監しない市の新方針が、収容する受刑者の数を減少させたものとみている。また、16年は前年と比較して、殺人事件が5%、発砲事件が12%、押し込み強盗が15%減少し、犯罪取り締まりコンピューターシステム「コンプスタット」を導入して以来、最も安全な年になったと述べた。
全米の各都市では1996~2013年にかけて受刑者数が11%増加した一方、市では39%減少していたという。刑務所に収監されている人の数の全米平均は、人口10万に対し341人。しかし、イリノイ州シカゴ市では281人、カリフォルニア州ロサンゼルス市では263人、市では167人と、全米最大の3都市の収監率はいずれも全米平均を下回った。

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