ポストから小切手盗まれる 額面書き換え1600ドル被害

 【12日付DNAインフォ】マンハッタン区ハーレム地区で郵便ポストから郵便物が盗まれる事件が発生し、同封されていた小切手が現金化されたため所有者の女性が1600ドル(約17万円)の窃盗被害に遭った。
 被害女性(58)は今年1月13日、124丁目167番地にある郵便ポストに、額面56ドル83セント(約6200円)のタイム・ワーナー・ケーブル宛てと額面40ドル(約4400円)のニューヨーク&カンパニー宛ての小切手2通を投函した。しかし2通とも宛先に配達されず、女性の銀行口座からは1126ドル83セント(約12万3000円)と640ドル(約7万円)が引き落とされた。
 NYPDは、犯人はポスト内部に粘着物を貼り付け投函された郵便物が付着するよう仕掛けて盗みを働き、小切手の金額を書き換えて現金化したとみている。同地区を管轄するNYPD第25分署管内では昨年8月以降、同様の被害が相次いでおり、現在、同署は米郵便公社(USPS)査察部と協力して捜査を行っている。
 USPSは郵便物が盗まれるの防止するため、改良した新しい郵便ポストの設置を進めている。

Andy C

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