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【24日付ゴッサミスト】北米で最も古いとされるオーク(ナラ)の伐採作業が24日、ニュージャージー州サマセット郡のバスキングリッジで始まった。
町の中心に近いプレスビテリアン教会内の墓地に生えている樹齢600年の老木は、一時は高さが100フィート(約30メートル)、伸びた枝は幅156フィート(約48メートル)にもなった。見事に茂った木の下で、独立戦争時にフランスから支援にやって来たラファイエット侯爵と後の米国初代大統領ジョージ・ワシントンがピクニックを楽しんだという逸話もある。
この木は1920年代から朽ち始め、幹の一部をコンクリートに替えたり針金や支柱で支えたりしたが状況は好転しなかった。専門家も原因を突き止めることができず、地球温暖化による気候の変化がストレスを与え弱らせたと推測、結局「老衰」と判断した。同教会のダニエル・ジョーンズ牧師は昨年、「そろそろ、その時が来たようだ」と惜しんだ。
同教会は伐採の様子をフェイスブックで生中継。作業は3日に及び、教会が負担する費用も総額5万ドル(約560万円)に上る。近隣住民は長年親しんできた老木がなくなることを寂しがるが、敷地内には、老木が落としたドングリから育てた木が植えられている。

同教会がウェブカメラで公開した伐採の様子(photo: @BRPCwebcam)
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