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【4月27日付ニューヨークポスト】オレゴン州ポートランド在住の女性がこのほど、マンハッタン区金融街の雄牛像に向かって立つ「恐れを知らぬ少女」像をタトゥーにした。
ソフトウェアの販売員として働くミスティー・アレンさん(47)は少女像のコンセプトに感動し、その姿をくっきりと二の腕に彫った。ハイテク業界はいまだ男性が支配する傾向にあり、アレンさんは女性差別や性的嫌がらせを長年受けてきたという。タトゥーは完成までに約3時間を要し、費用もかかったが、「私とこの少女は重なる部分がある」と、その思いを語る。
アレンさんのタトゥーは、フェミニスト団体「パンツスーツネーション」のフェイスブックをきっかけに広まった。パンツスーツは2016年の大統領選で民主党のヒラリー・クリントン候補のトレードマークだった。同団体は、クリントン氏支持者らが設立した。
アレンさん自身はバーニー・サンダース上院議員(民主)の支持者だが、反トランプという立場では一致する。「トランプ大統領は私に嫌がらせをしてきた男たちと重なる。タトゥーは男たちに立ち向かう勇気を与えてくれる」と話した。
少女像は今後撤去される可能性があるが、その姿はアレンさんの腕に永遠に残る。

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