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【1日付ニューヨークポスト】 ニューヨーク州保健局はこのほど、院内感染の感染率が州の平均を大幅に上回る52軒の病院に警告を出した。この中にはニューヨーク市内の15の病院が含まれていた。
ブルックリン区にあるSUNYダウンステート・メディカル・センターでは中心ライン関連血流感染(CLABSI)の感染率が3.43%で、州の平均の3.5倍だった。またマンハッタン区イーストハーレムのメトロポリタン病院では人工股関節置換手術での感染率が11%と州平均の10倍だった。エルムハースト病院など市営の5病院が警告を受けた。
私立病院では、同区にあるマウントサイナイ病院で、細菌の「クロストリジウム・ディフィシル」による感染率が州平均より48%も高かった。モルガン・スタンレー・ニューヨーク・プレスビテリアン病院など計10施設が警告を受けた。今回の感染率は2015年度の記録で、州保健局は報告書の中で「感染の危険は入院期間が長いほど高くなる。薬剤耐性のあるバクテリアは増加する一方で、感染はより危険なものになってきた」と警告している。
市保健局の担当者は、警告を受けた病院について「2016年には感染率が大幅に減少している」と答えた。

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