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ニューヨーク市衛生局(DOH)は2日、2017年の飲食店衛生評価で93%の飲食店が「A」だったと発表した。サルモネラ菌感染率は、同制度が始まった10年から32%減少した。
DOHのメアリー・バセット局長は多くの店が高い水準を保っていることについて、「評価制度は、市と店の双方に利益をもたらしている。食の安全が徹底した街での食事に、ニューヨーカーも自信を持ってほしい」と述べた。
DOHは4日から、経営者らを対象に、A評価を得る、または保つための「食品衛生教育ワークショップ」を開催している。

ニューヨークの景色に溶け込む衛生評価のサイン(photo: Yebisu Yamada / 本紙)
市の食の安全、確固たるものに
屋外フードカートでも同様に導入か
ニューヨーク市でレストランの衛生評価制度が始まったのは2010年。施行後、ネズミの発見率は44%減少した。また、適切でない温度で食品を管理するレストランは38%減少した。
衛生検査後に一時閉店する店の数も減少した。10年には5.7%だったが、17年は2.8%だった。サルモネラ菌感染率は10年には10万人あたり15.8件だったが、17年は10.7件に減少した。同数字は衛生評価制度が始まって以来、最低。市は同制度が功を奏していることを受け、以前から食の安全が議論されていた屋外営業のフードカートにも同制度の導入を検討している。
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