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【11日付ニューヨークタイムズ】昨年4月、ニューヨーク州南部地区連邦地方検事局のプリート・バララ検事=当時=に起訴されていた、マンハッタン区のレストラン経営者が11日、同区連邦地方裁判所で出資金詐欺容疑を認めた。
同区ハーレムにあるレストラン「ハドソン・リバー・カフェ」の元経営者ハムレット・ぺラルタ被告(37)は、妹が経営する酒類卸売会社を自分が経営していると偽り出資者から1200万ドル(約13億6000万円)を集め、その出資金のほとんどを酒類の購入ではなく他の投資家への債務の支払いや、同レストランの改装費用、高価な衣類の購入、スパ、飲食代などに不正に流用していた疑いが持たれていた。
同被告は同日、「間違ったことをしていたのも、それが犯罪行為であることも分かっている。私の行為により損害を受けた人たちに大変申し訳なく思う」との陳述書を読み上げた。
同被告にだまされた被害者の1人で、別の罪で起訴された実業家ジョナ・S・レヒニッツ被告(34)は検事局と司法取引を行い、15日から始まったぺラルタ被告の裁判の重要証人となる。
「ハドソン・リバー・カフェ」は現在、閉店している。

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