ニューヨークでも厳戒態勢 英マンチェスターテロ受け

 英マンチェスターのコンサート会場で22日発生した自爆テロを受け、ニューヨークでも厳重な警戒態勢が敷かれている。
 市警察(NYPD)のテロ対策本部は23日午前、「直近の脅威は確認されていない」としながらも、3番街の東51と52丁目の間にある在米英国大使館の入るビルの出入り口をはじめ、タイムズスクエアなど人が多く集まるエリアでの警備を強化した。NYPDのJ・ピーター・ドナルド広報官は23日、「重装備の警官や爆弾物探知犬、爆弾処理班を各地に配備して、不測の事態に備える」との声明を出した。同テロでは22人が死亡、59人が負傷した。

マンハッタン区タイムズスクエアで警備に当たるNYPD =23日午前11時30分 (photo: Yebisu Yamada / 本紙)

マンハッタン区タイムズスクエアで警備に当たるNYPD
=23日午前11時30分 (photo: Yebisu Yamada / 本紙)