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【25日付ニューヨークポスト】マンハッタン区ミッドタウンのギャラリーで発見されたイタリアの盗難古美術品が25日、在ニューヨークのイタリア総領事館に返還された。
見つかったのは2800年前にサルデーニャ島で作られたブロンズ製の戦士像、紀元前4世紀ごろに作られた水飲み用のカップ、ワイン入れなど6点、総額10万ドル(約1110万円)相当。今年4月、マンハッタン地区検事局の捜査官らが同ギャラリーで発見、押収した。いずれも1990年代に墓所などイタリアの遺跡発掘現場から略奪されたもので、同検事局は、米国に密輸され同ギャラリーに展示されたとみている。ギャラリー側はこれらが略奪品であることを認識していなかったといい、捜査に全面的に協力している。ギャラリー名は未公表。
サイラス・バンス・ジュニア同地区検事は盗難美術品発見に当たり「全てのギャラリー、オークション業者、教育機関、コレクターは、古美術品を見たら盗品または密輸品の可能性を考えるべきだ」と注意を促した。在ニューヨークのイタリア総領事館のフランシスコ・ジェニュアルディ総領事は、返還を受け同検事局に感謝の意を表明、「古美術品の密輸犯罪に対する戦いで、また1つ重要な成果が上がった」とたたえた。

返還された盗品の1つ(photo: manhattanda.org)
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