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【20日付ニューヨークタイムズ】国際連合(UN)の経済学者がバングラデシュから呼び寄せた家政婦を最低賃金以下で働かせたとして20日、逮捕された。
国連開発計画(UNDP)に所属していたことがあるハミダール・ラシード容疑者(50)は当初、時給10ドル50セント、週給420ドル(約4万7000円)で家政婦を雇うとしてビザを申請していた。同容疑者は家政婦の住居費や食費なども全て負担するとしていたが、その後、時給7ドル25セント、週給290ドル(約3万2000円)に下げ、また食費として毎週75ドルを差し引くと伝えた。さらに同被告は家政婦に直接給料を払わず、母国にいる彼女の夫に月600ドル(約6万7000円)のみ送金していたことも明らかになった。時給に換算すると3ドル49セントの最低賃金以下だが、マンハッタン区にある同容疑者の自宅で家政婦が働いていた2013年1月から10月かけて、同容疑者は「別の雇い主の下で働いたら逮捕され、強制送還される」と脅していたという。
同容疑者は国連職員であるため、業務時間内は外交官特権が適用されるが、事件は業務時間外のため、ビザの不正取得および労働者への違法待遇などの容疑で、米国刑事法の下で裁かれる。

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