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【12日付ニューヨーク市発表】ニューヨークのビル・デブラシオ市長は12日、市内に生息するネズミの数を減らすための新計画に3200万ドル(約36億円)をかけると発表した。
同計画では、ブロンクス区グランドコンコース、マンハッタン区チャイナタウン、イーストビレッジ、ローワ―イーストサイド、ブルックリン区ブッシュウィック、ベッドフォードスタイブサントなど、ネズミの生息数が特に多い3つの区を中心にネズミの餌となる生ごみと生息できる場所を減らし、ネズミの数を70%削減することを目標にしている。
同計画では、ニューヨーク市住宅局(NYCHA)が運営する公共集合住宅の地下の土床をコンクリートで覆い、ネズミの駆除と清掃を行う。また、太陽光を利用し生ごみを圧縮するごみ箱336台を導入し、ネズミが生ごみに近づくことを阻止する。3区全てに同ごみ箱が導入されれば、ネズミの数が90%減少すると予想される。さらに、公園や道路に置かれた網状の鉄製ごみ箱を撤去し、新たに1676台の筒状のスチール製ごみ箱と交換する。これら2種類のごみ箱は9月までに導入される。
この他、ごみの収集回数を増やし、ネズミの繁殖を防ぐために建物の検査を強化する。民間企業による不法投棄に対する罰金額の引き上げなども検討している。

計画を発表するデブラシオ市長12日(photo: Mayoral Photography Office)
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