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【17日付amニューヨーク】老朽化と利用者の急増に対応するため、ニューヨーク州とニュージャージー州を結ぶ交通インフラ設備の改善が必要であることが16日、地域計画協会(RPA)が発表した報告書「クロッシング・ザ・ハドソン」により明らかになった。
同報告書によると、ニュージャージー州からニューヨーク市内に向かう1日当たりの平均人数は過去25年間で約7万人(28%)増加しており、2015年から40年までにさらに38%増加し、54万2004人に達すると予測している。
ハドソン川トンネル、ペンステーション、ポート・オーソリティー・バス・ターミナルは設計寿命を過ぎ、予定利用者数をはるかに超えて使用され、重大な不具合が頻繁に見つかっている。同報告書は、同川を渡る新しい手段を見つけない限り不具合や問題は増える一方だと指摘している。
この問題に対応するため同報告書は、①ハドソン川に新たに2本のトンネルを建設する②マンハッタン区のジェイコブ・ジャビッツ・センターの地下に新たなバスターミナルを建設し、地下鉄7番線のハドソンヤード駅とつなぐ③ハドソン川トンネル計画をクイーンズ区のサニーサイドヤードまで延長することなどを提案している。
これらを実現するには、約300億ドル(約3兆3000億円)のインフラ投資が必要とされ、その大部分は連邦政府からの財政的支援に頼ることとなるが、トランプ政権が運輸計画の予算削減を提案しているため、計画の実現が危ぶまれる。

ポート・オーソリティー・バス・ターミナル(photo: Rose Trinh)
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