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【25日付ニューヨーク・デイリー・ニュース】ニューヨークのアンドリュー・クオモ州知事は25日、スタテン島など4つの特定の地域でがんの罹患率が著しく高いことを受け、その原因を究明するための研究を開始したと発表した。
50万ドル(約5700万円)の予算を費やし、州保健局および環境保全局が1年をかけて実施する同研究では、スタテン島、ロングアイランド、ウォーレン郡、州西部の一部地域でがんの罹患率を高めている原因を調査する。
両局は、これまで収集したがんの原因に関するデータを見直し、何ががんの発生に影響を及ぼしているかを改めて協議する。
スタテン島における男性のがん罹患率は、ニューヨーク市全体と比較して13.48%高く、女性は18.53%高いことが分かっている。大腸がんおよび甲状腺がんの罹患率は、州および市と比べて著しく高いとされる。
スタテン島選出のアンドリュー・ランザ上院議員(共和)によると、スタテン島にがん患者が多いのは、石油や化学薬品の精製工場が立ち並ぶニュージャージー州の重工業地帯に近いことと、大規模なごみ埋め立て地が2カ所あることが長年にわたり疑われているが、証明はされていない。
州のがん死亡者は減っているが死亡原因としてはいまだに2番目であり、罹患率は上昇し続けている。州では毎年約11万人ががんと診断され、約3万5000人が死亡している。
知事はスタテン島で行った会見で、「治療法は進歩しているが、原因の追及はまだまだだ。原因が分かれば予防に役立つ」と述べた。

Jason64
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