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東芝がマンハッタン区タイムズスクエアの電飾広告を来年前半の契約満了をもって終了し更新しないことが22日、明らかになった。経営再建の一環。
同社は2007年12月、日本の企業としては初めてワン・タイムズ・スクエア・ビルの最上部(地上約120メートル)に巨大な発光ダイオード(LED)のパネル広告を設置。以降、新年を迎えるカウントダウンの公式ビジョンとして秒数表示を行った。16年の大みそかのカウントダウンには世界中から200万人が集まり、10億人以上がテレビを視聴したとされる。
タイムズスクエア近くの会社に勤務し、在米14年という河野雅憲さんは、本紙のインタビューに「日本人として、ちょっと寂しい」と話した。

タイムズスクエアの真ん中で日本企業の存在感を示した「TOSHIBA」。撤退が惜しまれる=22日午後1時51分撮影=Asami Kato / 本紙
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