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【13日付amニューヨーク】ニューヨーク市の不動産情報サイト、シティリアルティが13日発表した年末報告書によると、トランプ大統領が所有するコンドミニアムの価格が下落していることが分かった。
トランプ氏が市内に所有する11棟のビルにある約100戸の平均販売価格が、マンハッタン区にあるコンドミニアムの平均販売価格310万ドル(約3億5000万円)を初めて下回り、260万ドル(約2億9300万円)だった。賃貸物件情報サイト、ズンパーもまた、「ネガティブなトランプ効果」により、トランプビルの価格が同等物件と比べ下落していると報じた。
シティリアルティの調査部長ギャビー・ワーシャワーさんは、「各ビルの平均価格と1平方フィート当たりの平均価格が共にマンハッタンの物件の平均を下回ったのは今年が初めてだが、トランプビルは他の多くのビルと同様に老朽化し、新たに建設された高級コンドのような市場競争力はない。また、全般的に市場は停滞気味でわずかに悪化しているため、分析には限界がある」と述べている。
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