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【22日付ニューヨーク・デイリー・ニュース】ニューヨークのリッチー・トーレス市議会議員(民主)が22日、昨年12月28日にブロンクス区で起きた火災で、住民の救出中に死亡した陸軍州兵の功績をたたえるため、現場近くの通りに同兵士の名前を付ける計画を発表した。
兵士は、ガーナ移民のエマニュエル・メンサさん(28)。同区プロスペクトアベニューのアパートで起きた火災では、クリスマス休暇で帰省中だったメンサさんを含め13人が焼死した。1階から出火した炎はまたたく間にビル全体に広がり、メンサさんは燃え盛る建物に何度も突入して4人を救出。その後再び建物に飛び込んだものの、炎と煙に巻き込まれて脱出できず、鎮火後、4階で死亡しているのが見つかった。
メンサさんの父親、カベナさん(62)は、「絶望的な気分だったが、息子の功績がたたえられるのはうれしい」と顔をほころばせ、「通りを見るたびに息子を思い出す。息子がずっとここに住んでいるようだ」と話した。
これまでに義援金が30万ドル(約3300万円)以上集まり、22日、近くの教会でトーレス議員らが火災の被害者に配った。

同計画を発表するリッチー・トーレス市議会議員(中央)。同議員のツイッターより
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