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【24日付メトロニューヨーク】全米で消費者のケーブルテレビ離れが進む中、NPO法人によるケーブルテレビのインターネット配信サービスがこのほど、ニューヨーク市内で始まった。
ネットフリックスなどのインターネット配信サービスの台頭で、ケーブルテレビの解約者が増える「コードカッティング」という動きが広まっており、テレビ業界は契約者の流出に直面している。この動きの追い風となるインターネット配信サービス「ローキャスト」(Locast)が市内でも利用できるようになり、ケーブルテレビの契約なしに地元放送局の番組がパソコンなどの端末で視聴可能になった。ローキャストを運営するデイビッド・グッドフレンドさんによると、NPO法人であるローキャストは、放送法によってテレビ局が放送した内容を再配信することが認められている以上、法的には問題ないという。
「全ての視聴者に地元のニュースを配信し、正確な情報を届けるのは私たちの責任だ」とグッドフレンドさんは話す。しかし、これがさらなる契約者の流出につながると危惧する全米放送事業者協会は、「一般放送局の著作権を侵害するサービスで、今後法的な問題に直面することになるだろう」と牽制している。

「ローキャスト」のホームページ
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